山守義雄のブログ

備忘録。ふと、唐突に。

目の老化とウインカーの視認性

今日は自動車のウインカーの視認性について、LEDランプとシーケンシャルウインカーが優れているという話。

LEDランプは光が横に広がらないため、ランプの明るさが足りなかったり、レンズのデザインが悪いと見る角度によっては視認性が劣るらしいが、今回はこの点に問題が無いことを前提としましょう。

加齢による視力の低下のせいで、日中はいくつかのタイプのウインカーの点滅に気づかないことがある。例をあげるなら、

  • クリアレンズのウインカー
  • 軽バンのような小さなウインカー
  • 軽バンや日産キューブのようにウインカーがボディの下部にあるウインカー
  • ミニバンによくある、縦長で幅の狭いウインカー

これらはのタイプは、注意してウインカーを見ていないと気付かないことがある。

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こんな下にあっちゃ見えないよ


一方で「これはよく見える」と感じるのは、

  • 横長のウインカー
  • ON/OFFが機敏なLEDウインカー
  • 見ていなくても目に入るシーケンシャルウインカー

特に近年感心するのが“流れるウインカー”とも呼ばれるシーケンシャルウインカー。アウディあたりが先発だっただろうか。本当によく視界に入る。以前は高級車にしか採用されていなかったが、昨今はオプション扱いであったり上位グレード専用だったり、あるいは前後どちらかだったりすることはあるが、普及価格帯の自動車にも採用されている。

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トヨタCH-Rのシーケンシャルウインカー

私は視認性で言えば、すべての自動車のウインカーはLEDを使った横長のウインカーにすべきだと思う。シーケンシャルウインカーなら更に良しだ。
ウインカーはいくらカッコよくても、デザイン性に優れていても、視認性に優れていなければ欠陥デザイン・欠陥パーツだ。
ドレスアップとして社外パーツを使っているクルマもあるらしいが、視認性向上のため良いことだと思う。

しかし、このシーケンシャルウインカー、何年か後には廃れて別のデザインのウインカーが流行るのだろうか。当然同等以上に視認性は確保されるだろうが、それはどんな形でどんな光り方をするウインカーなのだろう。

買ってはいけないイヌ 備忘録

小学校の高学年のとき、担任の先生は定年退職後の嘱託?か何かのおバアさん先生だった。
この先生、年相応に口やかましいところがあって好きじゃなかったが、一つだけ四半世紀を優に超えた今でもハッキリと覚えている言葉がある。
イヌに餌はあげるんじゃない、やるんだ

国語の時間だったか道徳の時間だったか覚えていないが、先生は「イヌは人間より下の存在だから、下の存在に対して使う言葉を使え」と教えたのだ。
そのときの私は「ふうん、そうなんだ」程度だったが、今では先生のあのときの言葉に100%同意する。

 そんなスタンスの私の「買ってはいけないイヌ」についての備忘録。 

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イヌは躾けてなんぼ

短気なイヌ、噛み癖のあるイヌは他人に危害を加える恐れがあるので論外。ペットとしては無価値。

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ピットブルなんて飼っちゃダメよ!
  • めげない  叱っても言うことを聞かない、躾しても覚えないこと。人間でもいるでしょ、やらかし屋。何度失敗しても懲りないヤツ。
  • 好奇心旺盛  例えば室内で放し飼いにすると、電気製品のコードやリモコンをかじり、外でワイヤーなどで繋いで飼えば、手に届くものをことごとく壊すイヌ。人間でもいい年して少年のような目をしている好奇心旺盛なヤツは要注意人物だよね。
  • 寂しがり屋  一見愛おしく感じるかも知れないが、これも地雷。寂しがり屋のイヌは留守番ができない。店の前に繋がれたイヌがご主人様を待ち切れずワンワン鳴いているのがこれ。家で留守中にこれをやられたら近所迷惑甚だしい。人間でも寂しがり屋には自己中でたちの悪いのが多いでしょ。
  • おなかが弱い  餌が合わないと下痢したり、散歩の途中で何度も糞をする煩わしい愚犬。人間でも肝心なときに必ず「ちょっとトイレ」となるヤツは嘲笑の対象だよね。
  • 穴掘り  外で飼えば穴を掘るだけでなく、あちこちをガリガリ引っかいて壊してしまうし、家の中ならソファーやカーペットが餌食となる。
  • 興奮症  煩く見苦しい興奮症。他のイヌ見て取り乱したり、来客を見て吠えだしたら止まらなかったり。散歩や餌が嬉しくてひどい喜び方をしたり・・・。いつもムダなエネルギーを使ってるヤツ。

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やらかし屋

人間と同じようにイヌに対しても相性があると思う。せっかく人生を豊かにするパートナーとして買ったイヌが、相性の合わないことで互いに不幸にならないように気を付けよう、という話でした。



 

 

 

バカ発見器 a.k.a Twitterに気を付けよう!

10月28日に初当選したばかりの青森市議、山崎翔一氏の過去のTwitterでの発言が話題となっていますな。

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曰く
“年金暮らしジジイを舐めすぎ
平日の役所窓口で罵声叫んでるのだいたい爺さん
君にそんなエネルギーあるんかい”
“片腕落として障害者雇用
“そういえば、デリー行きの電車に乗った時、おかまの物乞い来たな~
札束めっちゃ持ってたけど”

その他、色々と歯に衣着せぬ発言をTwitter上でしていたのがバレてしまったようだ。
この話題はメディアが報じるだけでなく、ネットではアフィカスなのか偽善者ブロガーなのか知らないが、野次馬供が随分と批判的に取り上げている。

私は若者ではなく、老人もそう遠くないオッサンだけど、こういう山崎氏のような視点、スタンスで世の中を見ている若者は結構いるんじゃないかと思う。
今時の、何でもかんでも「いいね」の風潮には虫唾が走るほど苦々しく思っている私としては、こういう視点も必要と感じる。
でも私は山崎氏を擁護したいわけじゃない。公人になりたいならヤバそうな過去は処理しとけとよ、脇が甘いんだよと思う。

しかしSNSは怖いな。ツイッターはバカ発見器とかバカッターと言われが、IT関連の仕事をしていたらしい山崎氏ならネットとかSNSの知識はそれなりにあるだろうに、この発見器に引っかかてしまった。

私は常々思っているのだ。
・ネットで本名使うべからず
・ハンドルネームやIDは使いまわさない
・顔出し厳禁
・特定されるようなプライベートを晒さない

自戒、自戒。

カローラ・スポーツ 実物見るとなかなかカッコいいじゃないか

近年のトヨタ車はレクサスを含めて、押し出しの強いグリルが写真や動画で見るとどうにも下品だったり不格好な感じするのだが、実車を見るとなかなかどうしてカッコ良かったりするのである。
シエンタの隈取プリウスのフロントとテールランプを除く。

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さて、今日の話はトヨタ自動車カローラ・スポーツについて。
巷では「カローラが3ナンバー?」とか「スポーツの名のわりにスポーティじゃない」といったネガな意見も目につくが、これもまた実車を見るとなかなかカッコ良い。特に「シアンメタリック」というカラーは原色好き&クルマの色は黄色と水色が好きな私としてはなかなか好みの色である。

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カローラ・スポーツは、実際のところ国内では間違いなく不人気車だったオーリスの後継モデルだろうから3ナンバーのCセグメントだし、「スポーツ」の名はマツダのアクセラスバルのインプレッサ同様ハッチバック・モデルという意味だろう。

価格についてはセダンのカローラ・アクシオエステートのカローラ・フィールダーがそれぞれ約150万円から、165万円からなのに対し、カローラ・スポーツは約210万円から。この値付けを高いと見るか、相応と見るかは人それぞれだと思うが、アクセラが約183万円から、インプレッサが約194万円からというのを考慮すると同クラスの最新モデルとしては「そんなもんかな」と感じる。

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ところで、これらマツダとスバルのCセグメント2台。現行のインプレッサはカー・オブ・ザ・イヤーをとったクルマではあるが、かつて「キモオタ・インプ」と言われたりWRXがラインナップされていた時代とは全く別のクルマになったかような地味な外観のファミリー・カーになった気がする。またマツダアクセラは不人気車の仲間入りになったのかと思うくらい見かけない車になってしまった。

カローラ・スポーツはオーリス同様海外でも販売しているわけだが、国内モデルのアクシオとフィールダーも購入層の若返りを狙って3ナンバーサイズになるのか、現行モデルを踏襲して小型自動車のままなのか、新たに第四のカローラが出るのかに興味がある。

いずれにしても、日産自動車から「サニー」の名前が消えてから随分と経つがトヨタには伝統あるカローラの名前をこれからも残して欲しいものだ。

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15代目クラウンに思う

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最近になってチラホラとトヨタ自動車15代目クラウンを見かけるようになった。
発表当初、奇抜なデザインに感じたグリルの14代目が出始めた頃に比べると、15代目は見かけない印象だが勘違いかも知れない。

一般的にクルマの全幅がどんどん広がっていく中、クラウンは頑なに全幅1,800mmを守っているわけだが、ショートデッキ化したクーペ風のデザインと相まって、やけに細長く見えるクルマだなと感じたりした。

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 しかし、私が15代目クラウンを残念に思うところはショートデッキ化したデザインよりも「ロイヤル・サルーン」の名称が消えてしまったこと。
RS、G、Sなんていう味気ない名称になってしまったが、やっぱりクラウンと言えば伝統の「ロイヤル・サルーン」。この名称が消えたことはまったく寂しい。

それから、残念なのは値上げ。14代目は300万円代からあったように記憶するが、15代目は460万円から。随分と値上げをしたものだ。
輸入車セダンに目を向けると、この価格帯にはベンツのCクラスBMWの3シリーズアウディのA4ジャガーのXEといった車種のベースグレードがある。クラウンに比べると後席が狭いかもしれないが、いずれも全幅は少し広い。
かつてクラウンのテレビCMには「いつかはクラウン」というセリフがあり、私もクラウンと言えば「いつかはクラウン」のセリフを思い出す。その意味は「定年退職したら退職金でクラウンを買う」という意味だったらしい。正否は不明だが以前そんな話を目にした。

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トヨタ自動車の開発担当者の話では、15代目は購入層の若返りを狙ったデザインや走りの質感にしたそうだ。しかし想像だが、この価格帯のセダンを新車で買おうとする若い世代(40代、50代?)なら、クラウンよりもこれらの輸入車セダンを選ぶ人が多いんじゃなかろうか。

がんばれクラウン!